sales_scientist_nakatani’s blog

「営業を科学する」Sales Scientist中谷真史のブログ。慶應義塾大学経済学部卒。新卒にて入社した外資系製薬会社にてトップセールスを経験。その後、総合系コンサルティングファームを経て、営業・マーケティング領域の経営コンサルタントとして丸の内エリアのコンサルティングファームに勤務。

【トップセールスからコンサルタントになったわけ】

~コンサルに興味を持ったきっかけ~
僕は数年間かけてトップセールスになりましたが、次第に売り上げを立てられるようになってくると、仕事のし方が変わってきました。
"何をしたら売れるか"が分かってくると、"他人より楽をして他人より実績をあげられる"ようになってくるのです。

僕の場合、周りの人を動かすことが得意だったので、かなり自分の仕事を減らすことができるようになりました。
その分、本当に注力すべき顧客にリソースを割けるようになるのです。
しかし、仕事で少し楽をできるようになり、それは同時に自分を見つめ直す時間の増大にもつながりました。

次第に、「自分の成長曲線の角度が鈍った」と感じるようになってしまいました。
どうしたら良いのか分からず、必死に考えて仕事をしている時の方が成長しているように感じたのです。
すると今度は転職を考えるようになりました。

居心地の悪い環境の方が成長できる、と経験則で感じていたからです。
営業はできるようになったと感じていましたが、一方、内勤(バックオフィス系)スキルが皆無であることに気付いていました。

そこで、そのスキルを伸ばせる、一番ハードな環境はコンサルティングファームではないかと思い、興味を持つようになりました。

~迷い~
転職活動をし、無事に自分の望むファームから内定をいただくことはできました。
ただ、そこで給与面の問題が出てきました。

外資系の製薬会社は一般的な他の企業と比較すると給与水準が比較的高いです。
また、営業職では業績が良ければインセンティブも多くもらえます。
当然コンサル未経験の僕は転職する際、給与ダウンを覚悟しなければなりません。実際、総額100万円程ダウンしました。
 
営業がいくらできてもコンサルタントとしての能力とは無関係です。
コンサルタントとして大成しなければ転職しても、ただ辛い思いをして給与を落としただけ。となりかねません。
給与もプライドも捨て、また1からやり直す覚悟が必要でした。
 
これは賭けのようなものですが、一方で飛び込むメリットも感じていました。
それは「営業でトップセールスになったような人間はそう簡単にそのポジションを捨てない。だからライバルは少ない。」ということです。
 
自分が躊躇したように、お金とプライドを捨てて賭けに出られるトップセールスはなかなかいないと考えました。
No pain, no gain.です。
 
(営業コンサルタントを名乗る業者は多くありますが、そのほどんどは自分が営業で経験したことをもとにアドバイスするスタイルであり、大手コンサルティングファームの提供するコンサルティングとは違うものだと考えています。)
 
これは、自らの存在価値をニッチな市場で高めるという意味では、ランチェスター戦略式のキャリアの描き方かもしれません。